映画「コクリコ坂から」を観て

f:id:lasilvermm:20160920002343j:plain

 

いきなり続いての投稿ですが、「コクリコ坂から」をTUTAYAでレンタルして見てきました。

 

これの感想をまとめたくて、勢いでブログ始めちゃった!って感じですね...笑

 

普段テレビをほとんど見ない生活をしてるので、なんたらロードショーとかで頻繁にやってる昔のジブリの映画をちゃんと観ることなく、気付けばすでに20代、となってしまったのですが、

 

「これは若いうちに観ておくべき作品だ!!!」

 

 

と強く思ったので、感想をまとめてみたいと思います。(20代は総じて若いんです)

 

 

<感想>

 

 

 

・基本的には恋愛もの

 

恋愛以外にも話のテーマはあると思うのですが、基本の筋は恋愛がメインの物語だと思います。

ストーリーの中で、あっ、と驚くような展開が二回起こりますが、どちらも「君の名は」のストーリーなんかと比べると、比較的にあっさりと話が進んでいきます。

 

寝て起きたら入れ替わっていた!なんていう非日常な恋愛も憧れますが、学校終わりに一緒に下校するなんていうありがちな恋愛話も、逆に新鮮さを感じちゃったりしますよね!

 

 

 

・生活の描写が多い

 

主人公の女の子の、普段の日常の描写が、意図的に多く描かれているような印象を受けました。

悲しい夢から覚めた朝でも、朝食の準備を行い

たとえ雨が降っていようと、日課である外での旗揚げを行い

散らかった建物の掃除を大人数で行う

そういった、派手さのない淡々としたシーンも省かれることなく描かれていることで、より物語にリアルさが加わっているようにも感じます

 

現実の生活においては、劇的な出来事よりむしろ、日々の淡々とした生活のほうが大部分を占めていて

”きちんと生きていく”ためには、刺激ばかりを追い求めるのではなく、淡々とした生活の部分を、いかに丁寧に過ごしていくかが大事なのではないかと思っているので、

物語の本筋とは違ったところで、きちんと生活が描写されている作品というのが、個人的に好みだったりします。

 

 

 

・”学び”について考えさせられる

 

特に今は大学生をやらせていただいている身分なので、”学び”について考える機会はそれなりにあるのですが、

この映画の中では、そのヒントのいくらかが含まれていたと感じてます。

 

詳しくは実際に見てもらった方が早いとは思うのですが、

基本的には

「学問というのは、たとえ強制されようと、明確な目標がなかろうと、本人の意志で勝手に行うものだ」

といったメッセージが込められていたのでは?と思っています。

それと同時に、

「学問ばかりではなく、学校の外に出ていくことも含めて”学び”なのだ」

といったメッセージも、勝手に受け取ってしまいました。

インディージョーンズでも同じようなこと言ってましたよね。

 

学問という理論を学ぶ学校と、実践を学ぶ社会の両方での経験をもってして”学び”は成立するんだと思っています。

最近ではそれに加えて、その”学び”を自分のなかで整理する、日常の時間の必要性も感じているところです。

このことについては、またブログにまとめてみたいなーって思ってます!

 

 

 

・船、船、船!!!

 

はい。船がたくさん登場しました。

船関連の小ネタもたくさんありました!

uw1旗とか、タグボートとか、氷川丸とか、、、

興味のない人もいると思うんで、こういう話は別記事にまとめようかと思うんですが

船とか船乗りとかに少しでも興味がある人は、是非観てもらいたい作品です!

船乗りのシビアな一面もちょっぴり描かれてはいますが、

やっぱり船乗りってかっこいいかも,,,って少しはモチベーションになるかもしれません。

そうじゃなくても、何隻もの船が行き来してる横浜の港の風景が、とても綺麗に描かれていて強く記憶に残っています。

 

 

 

 

まあこんな感じで、長々とテキトーな感じの記事になりましたが、

人にブログを始めさせるだけの影響力を持った映画だった、としみじみと感じています。

都会に憧れる三葉ちゃんもいいけど、コクリコ坂の上で淡々と過ごすメルちゃんも、十分魅力的なヒロインだったと思います!!!

 

まだ観たことないって人はもちろん、もう観たことあるわーって人も是非!

この機会に「君の名は」のご鑑賞と併せてご覧になってみてください!!

 

以上、「コクリコ坂から」の感想でしたー。